「改善しよう」「課題を見つけよう」と思う前に「こうしたい」といったゴールの確認が重要です。その結果、ゴールと現状とのギャップにある課題を見つけることができるのです。つまり、ゴール(目的)を追い求めることでしか課題は発見できないということです。
そしてこのゴールの理想をより高くすることがリーダーの重要な役割でしょう。理想を高く持つことさえできれば「前からやっているから」とか「先輩が作ったものだから変えることはない」などの思考停止状態に陥ることはありません。
また、理想が高くなると自分自身のアンテナも鋭くなってきます。なぜなら現状と理想のギャップを埋めるためのヒントを探し始めるからです。「どこかにヒントないかな?」と思えたらすぐに行動してください。そして、今、自分がいる環境から外に飛び出すのです。ホームでぬくぬくとした環境にいたらヒントなど得られません。まったく別の世代の集まりに顔を出す、別業界の集まりに行くなどアウェーな環境に飛び込めばたくさんの“気付き”があるでしょう。まさに自分磨きこそが課題発見力の強化につながります。
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