自宅でやりたい節電対策 2位「冷房温度を高めに」、1位は?LIXIL住宅研究所調べ

» 2022年07月08日 19時00分 公開
[ITmedia]

 LIXIL住宅研究所は、今夏の家庭での節電に関する調査を実施した。84.7%が電気料金の高騰は、自宅の家計費に影響があると思っていることが分かった。今夏、自宅で取り組もうと思っている節電対策1位は、「扇風機を使用する」(55.1%)だった。以下、「冷房の設定温度を高めに設定する」(49.8%)、「すだれやよしずを置く」(34.6%)と続く。

節電 84.7%が電気料金の高騰は、自宅の家計費に影響があると思う(写真はイメージ、提供:写真AC)

 自宅での節電に取り組む理由を尋ねたところ、「家計の負担を少なくしたい」(61.0%)が最多。その他、「社会全体で節電に協力すべき」(40.8%)、「急な停電が心配」(30.1%)が上位を占めた。

節電 自宅での節電に取り組む理由(LIXIL住宅研究所調べ)

 電力不足、節電要請、脱炭素社会についての考えを聞くと、41.5%が「電力不足を補うために、太陽光発電などクリーンエネルギーをさらに普及させるべきだと思う」と答えた。

節電 電力不足、節電要請、脱炭素社会についての考え(LIXIL住宅研究所調べ)

 その他、「脱炭素社会として電気自動車が普及し始めているが、さらに電力不足にならないか不安」(27.8%)、「脱酸素社会への歩みが進むと、電力不足が当たり前の世の中になると思う」(22.8%)といった声が寄せられた。

 調査は、Web上で一戸建てに住む既婚の男女を対象に実施した。有効回答は708、調査期間は6月27〜30日。

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