リストプロパティーズ(横浜市)は9月1日、横浜マリンタワーをリニューアルオープンすると発表した。同施設は横浜開港100周年記念事業の一環として1961年に建設された施設で、2019年3月末より修繕工事のため一時休館していた。横浜ならではの芸術文化や人と人の交流を育み、持続的なグローバル都市を実現するための新たなシンボルを目指す。
リニューアルは「Nature & Future」をコンセプトに実施。外壁を緑化し、山下公園を含む周辺環境との一体感を創出。自然な人の流れや憩いの空間を演出する。また、広場空間ではさまざまなイベントを開催し、地域住民に愛される広場を目指す。
地上約100メートルに位置した展望フロアは、景色を見ながら映像作品などを楽しめる「メディアアートギャラリー」へと刷新。塔のライティングデザインも一新し、光の演出による新たなライトアップで、横浜のシンボルとしての存在も高めるとしている。
観光MICEへの貢献として、2階フロアには、横浜シティガイドデスクを設置する。ラウンジでは、横浜にゆかりのある書籍や芸術などを設置し、横浜の新たな魅力を提供する。
1〜4階には、カジュアルレストラン「Eggs 'n Things」や、バー、ブライダル施設なども出店する。
営業時間は午前10時〜午後10時。展望フロアの入場料は高校生以上が1000円から、小中学生は500円からとした。8月1日より公式Webサイトにてチケットの販売を開始する。
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