消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
三菱総合研究所(東京都千代田区)は、2025年開催の大阪・関西万博に関する意識調査を実施した。全国2000人の回答結果から、万博開催期間中に「来場したい」と考えている人は約3割であることが明らかになった。
同研究所は21年4月以降、半年ごとに同様の意識調査を実施し、今回で3回目となる。まず「大阪・関西万博に関する認知」を調べたところ、全国の認知度は80.4%→81.7%→82.4%(第1〜3回調査の結果、以下も同様)と微増していた。
エリア別に見ると、京阪神圏を除いた「その他西日本」では77.8%→86.2%→85.4%と推移し、京阪神圏の95.3%に次ぐ水準に上昇。年代別に見ると、30〜39歳では72.0%→75.9%→80.4%と上昇していた。
次に「大阪・関西万博に関する関心度」を調査すると、全国では29.5%→30.9%→30.1%と大きな変化は見られなかった。エリア別では首都圏で23.8%→27.2%→30.4%、年代別では30〜39歳で29.2%→28.9%→34.5%と上昇している傾向が見られた。
一方、21年4月の初回調査において、エリア別で最も関心の高かった京阪神圏は49.5%→47.6%→43.9%、年代別で最も関心の高かった20〜29歳は32.9%→28.4%→26.1%と減少傾向が見られた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング