「校風や雰囲気が良い」イメージは、関東エリアでは早稲田大学(昨年2位)、東海エリアでは東京大学(昨年2位)、関西エリアでは同志社大学」(昨年1位)がそれぞれ1位となった。東海の自エリア校を見ると、6位「名古屋大学」が最も高く、ランクイン数は4校で、こうしたイメージが明確な大学が少ない様子がうかがえる。
「校風や雰囲気が良い」イメージ(リクルート進学総研調べ)
「おしゃれな」イメージでは、関東・東海エリアでは青山学院大学(両エリア昨年1位)、関西エリアでは同志社大学(昨年3位)がそれぞれ1位となった。関東エリアでは青山学院大学が調査開始以降15年連続で1位となった。
「おしゃれな」イメージ(リクルート進学総研調べ)
リクルート進学総研所長の小林浩氏によると、進学先を検討する際に、「就職に有利」「教育方針・カリキュラムが魅力的」「卒業後に社会で活躍できる」といった点を重視する学生が増加しているという。また、文理に関わらない「情報」や「工学系」分野の希望者が2年連続で増加した他、全体として年内入試へのシフトが加速していることから、早期に志望校を絞り込む動きが高まっている。同氏は「大学側は早期に高校生の認知を高め、第一志望群に入っておく必要性がある」と指摘している。
調査は、リクルートが運営するサービス「スタディサプリ」の会員(関東・東海・関西エリアの高校に通う23年3月卒業予定者)を対象に郵送で実施した。有効回答数は5334人で、調査期間は3月31日〜4月28日。
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