将来、出世を希望している人はどのくらいいるのだろうか。この4月に就職した新入社員に聞いたところ、「出世は希望していない」「特に考えていない」(いずれも18.2%)と答えた人が最も多く、「管理職になりたい」は16.6%にとどまっていることが、日本マンパワーの調査で分かった。「若年層の多くは管理職になりたがらない」という声をよく聞くが、この調査でもその傾向がうかがえた。
今の会社で、いつまで働き続けたいですかという質問に対し、「特に考えていない」(28.0%)や「定年まで」(22.2%)と答えた人が目立った。一方で、約4割は「10年以内には退職する」と考えているようだ。
働く上で最も大事にしている価値観は、何だろうか。「心地よい環境にいること」が2010年の調査開始以来、初めて1位に。以下「人の役に立てること」「自分の能力を発揮すること」「自分の望む生き方ができること」が続いた。「人の役に立てること」は、昨年から10ポイント以上下がった。
インターネットを使った調査で、22年4月に就職した新入社員500人が回答した。調査時期は4月。
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