サイゼリヤは7月13日、2022年8月期第3四半期の連結決算を発表した。第3四半期までの累計(21年9月〜22年5月)で、売上高は1073億円(前年同期比12.6%増)に増加、営業利益は10.6億円(前年同期は赤字)の黒字へと浮上した。ただし通期計画の営業利益36億円に対し、第3四半期までの進捗率は29.5%にとどまった。
今22年8月期の会社計画の業績予想は、4月に一度下方修正している。当初、営業利益は70億円を想定していたが、それを36億円に下げた。このまま計画通りに営業利益を達成するには、第4四半期(6〜8月)には25.4億円の営業利益が必要だ。
なお同日、09年から13年間、創業者かつ会長の正垣泰彦氏と伴奏を続けてきた社長の堀埜一成氏が、一身上の都合により8月末をもって退任する発表があった。
サイセリヤは低価格のイタリアン「サイゼリヤ」を直営展開する。効率的なオペレーションと自社工場での食材生産が特徴だ。1553店舗(国内1089店、海外464店 21年8月期・連結)を展開している。23年には「サイゼリヤ」50周年の節目を迎える。
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