サンリオ人気フィギュアが電子マネーに 「シナモロール」など4種類 特徴は?カードタイプだけじゃない?

» 2022年07月21日 14時55分 公開
[ITmedia]

 フィギュア開発などのエンタメ事業を手掛けるeStream(東京都渋谷区)は7月21日、コンビニエンスストアなどで支払いに使えるキーホルダータイプのフィギュアブランド「きゃらぺいっ!」を新たに展開すると発表した。電子マネーは交通系ICカードなど、フラットなタイプが多く、見た目もかわいらしいフィギュアタイプは人気を呼びそうだ。

eStreamはコンビニエンスストアなどで支払いに使えるキーホルダータイプのフィギュア「きゃらぺいっ!」を新たに展開する(プレスリリースより)

 「きゃらぺいっ!」は、電子マネー「楽天Edy」と連携し、キーホルダータイプのミニフィギュアにキャッシュレス決済機能を搭載。フィギュアにコイン型Edyを取り付けることで、コンビニなどの支払いに利用できる。

 今回は第一弾として、サンリオの人気キャラクター「シナモロール」「ポムポムプリン」「マイメロディ」「クロミ」をかたどったフィギュアを製作した。バッグなどにキーホルダーとして飾ることができる、かわいらしいフォルムに仕上げている。販売は10月を予定。価格は3460円としている。

第一弾はサンリオの人気キャラクター「シナモロール」「ポムポムプリン」「マイメロディ」「クロミ」をかたどったフィギュアを製作した(プレスリリースより)

 「楽天Edy」は、コンビニやスーパー、飲食店など全国約97万カ所(4月1日時点)で利用できる楽天グループのプリペイド型電子マネー。カードやアプリ、キーホルダーをはじめとしたEdy機能搭載型グッズがあり、事前に現金やクレジットカードなどでチャージして支払いに利用できる。

 電子マネーをめぐっては近年、カードタイプだけでなく、フィギュアタイプのものも増えてきている。とりわけ台湾では、交通系ICカード「悠遊カード」を発行するEasyCard社(台北市)が2014年以降、100種類以上のフィギュア型ICカードを販売。ハローキティやポケモン、ヤクルトなど、日本人にも馴染みのあるデザインが人気を博しており、電子マネーとしてだけでなく、コレクションとして購入する人も多いという。

デザイン性が高い台湾の悠遊カード。電子マネーとしてだけでなくコレクションとして購入する人も多い(EasyCard社提供)

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