「デジタル遺品の整理」経験アリは20代が最多、整理したい内容は?MMD研究所の調査(2/2 ページ)

» 2022年07月23日 08時00分 公開
[熊谷ショウコITmedia]
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SNSアカウント、複数利用者ほど「死後も運用してほしい」傾向に

 自身のデジタル遺品整理実施経験者、実施予定者に、Twitter、Instagram、Facebookの登録状況を聞くと、Twitterは「2つ以上登録している」が43.3%、「1つのみ登録している」が28.2%、「登録していない」が28.6%。Instagramは「2つ以上登録している」が42.0%、「1つのみ登録している」が25.6%、「登録してない」が32.4%となった。Facebookは「2つ以上登録している」が42.4%、「1つのみ登録している」が23.9%、「登録していない」が33.6%だった。

登録しているアカウント数

 SNSのアカウントを「1つのみ登録している」人に、自身の死後のアカウントの運用意向について聞いたところ、Twitter(n=67)が76.1%、Instagram(n=61)が82.5%、Facebook(n=57)が70.2%でそれぞれ「削除してほしい」が最多となった。

アカウントを「1つのみ登録している」人の死後のアカウントの運用意向

 SNSのアカウントを「2つ以上登録している」人は、Twitter(n=103)は「すべて運用してほしい」が38.8%、Instagram(n=100)は「すべて更新せずに残してほしい」が38.0%、Facebook(n=101)は「すべて運用してほしい」が37.6%でそれぞれ最多となった。

アカウントを「2つ以上登録している」人の死後のアカウントの運用意向

 調査は6月28〜30日、インターネット上で実施。予備調査は20〜79歳の男女4849人、本調査は自身のデジタル遺品整理実施経験者・実施予定者238人を対象とした。

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