「デジタル遺品の整理」経験アリは20代が最多、整理したい内容は?MMD研究所の調査(1/2 ページ)

» 2022年07月23日 08時00分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 MMD研究所は、「デジタル遺品に関する調査」を実施した。その結果、デジタル遺品の整理を「行ったことがある」のは20代が最多で、整理したい内容の1位は「オンライン口座やそのログイン情報」だった。

MMD研究所が「デジタル遺品に関する調査」を実施

「デジタル遺品整理」40〜70代の実施経験率は2.0%以下

 自身のデジタル遺品整理を「行ったことがある」は2.6%、「行う予定がある」は12.0%、「行う予定はない」は85.5%。故人のデジタル遺品整理については、「行ったことがある」が3.4%、「行う予定がある」が5.4%、「行う予定はない」が91.2%となった。

「デジタル遺品整理」の実施について(出典:プレスリリース、以下同)

 年代別では、自身のデジタル遺品整理を「行ったことがある」のは20代(n=652)が7.8%、「行う予定がある」のは70代(n=518)が15.3%、「行う予定はない」のは40代(n=922)が87.1%でそれぞれ最多となった。

自身の「デジタル遺品整理」の実施について

整理したい「デジタル遺品」

 自身のデジタル遺品整理で実施した(したい)内容を聞いたところ、最も多いのは「ネット銀行・ネット証券・FXなどのオンライン口座やログイン情報」が55.9%。次いで「オンラインショッピング等に登録しているクレジットカード情報」が45.8%、「友人や知人のメールアドレスや電話番号などの連絡先」が45.4%と続いた。

自身のデジタル遺品整理で実施した(したい)内容
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