神戸最大級 三宮駅前ビルに大型ビジョン設置 9月から放映関西の新ランドマークに

» 2022年07月26日 06時30分 公開
[小林香織ITmedia]

 映画館やホテル、不動産などを展開するオーエス(大阪市北区)は、現在、改築工事中の「三宮OSビル」(神戸市中央区)の壁面に、大型ビジョン「オーエスビジョン」を新設する。この運営管理を請け負う広告代理店のケシオン(大阪市西区)は、22年9月中旬より放映を開始すると発表した。

「三宮OSビル」壁面に神戸最大級の大型ビジョン「オーエスビジョン」を新設する(プレスリリースより、以下同)

 「オーエスビジョン」は、神戸市が現在進めている、都心・三宮再整備事業の一環として新設する。広告枠に加えて、神戸市をはじめ各種団体によるシティプロモーション映像や、企業振興・観光誘致などに資する映像も広く放映するという。放映時間は、午前6時〜深夜0時(18時間)。

 ケシオンは、「来街者や観光客、地域の方々など、幅広く愛されるランドマークビジョンとなることを目指す」とコメントしている。

三宮は6路線が乗り入れするターミナルで人の行き来が多い

 「オーエスビジョン」はサンキタ通りに位置し、高さ5メートル、横幅9メートルと三宮エリア最大級の大きさ。設置場所の「三宮」は、JR、阪急、阪神、地下鉄西神・山手線、地下鉄海岸線、ポートライナーの6路線が乗り入れするターミナルであり、幅広いターゲットへの訴求が可能。百貨店や繁華街、大学、専門学校、企業などが集まり、昼夜を問わず多くの人が行き交う場所だ。

 目の前に神戸有数の待ち合わせスポット「サンキタ広場」があることから、多くの人がビジョンの前に滞留する。周辺に広告メディアが少なくノイズにならない上、サンキタ側へ向かう信号待ちの方の真正面に位置するため視認性も高いという。

神戸三宮は再開発中のエリアで今後の来訪者増加も期待できそうだ

 ビジョン付近では先行して神戸三宮阪急ビル(EKIZO神戸三宮)が開業し、ヨーロッパを思わせるような雰囲気に生まれ変わり、新たな人流もできているようだ。神戸三宮は再開発中のエリアであり、「何度も訪れたくなる街創り」が進んでいることから、ケシオンは今後の来訪者増加も期待できるとコメントしている。

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