モス、米からできたスプーンを導入 脱プラ促進へ10月に全国拡大

» 2022年07月27日 15時40分 公開
[ITmedia]

 モスフードサービスは、米を使用したバイオマスプラスチック製のスプーン、フォークを導入する。8月から東京と大阪、10月から順次全国のモスバーガーで提供を開始する。

モス モス、米からできたスプーンを導入 脱プラ促進へ(出所:プレスリリース、以下同)

 テークアウト時に、国産で非食用の米を25%使用したスプーン、フォークを提供する。数種類のバイオマス製のスプーン、フォークを試してみた結果、強度や使い勝手で最も良いと判断したという。今回の変更で、年間約3トンのプラスチック削減を見込んでいる。

 店内利用時はステンレス製のスプーン、フォークを提供している。

モス 導入する米を25%使用したスプーン、フォーク(提供:モスフードサービス)

 同社は持ち帰り用の手提げ袋を紙製、90%以上バイオマスプラスチック配合のものに変更しているほか、木製のマドラー、バイオマスプラスチック30%配合のストローを導入するなど、プラスチック削減を強化している。今後は飲料のカップやふたのバイオマス化を検討していくという。

モス 導入する米を25%使用したスプーン、フォーク(提供:モスフードサービス)

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