消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
子ども専門の写真スタジオを展開するスタジオアリス(大阪市)は、全国の7歳以下の子どもを持つ男女500人を対象に「子どもの誕生日のお祝いに関する調査」を実施した。2019年5月以降に生まれた「令和生まれ」の子どもに贈る人気のプレゼントを聞いたところ、男女ともに「知育玩具」がトップとなった。
最初に、プレゼントの選び方として、「子どもが欲しがるもの」と「親が与えたいもの」のどちらを優先するか尋ねたところ、「子どもが欲しがるもの」(51.8%)、「どちらかといえば子どもが欲しがるもの」(36.8%)が合わせて9割近くに上った。プレゼントの予算は5000円未満に抑える人が46.2%と約5割を占めた。
次に、贈りたい、または贈ったプレゼントについて、令和生まれの0〜3歳と、平成生まれの3〜7歳のTOP5をランキングにした。
令和生まれでは、男女ともに「知育玩具」が約5割の票を集めて一番人気となった。理由には、「本人が欲しがったから」「遊びながら賢くなって欲しい」という意見が多く、子どもと親の希望が一致している点が高い人気の要因と考えられる。
2位は、男児は「鉄道・乗り物のおもちゃ」、女児は「人形・ぬいぐるみ」で、3位は男女ともに「本・絵本」となった。
平成生まれでは、女児のTOP3は令和生まれと同じだったが、「おままごとグッズ」よりも「服・アクセサリー・バッグ」が上位に。男児は「知育玩具」より「鉄道・乗り物のおもちゃ」が人気で、5位には令和生まれではランク外だった「デジタルゲーム・ゲームソフト」がランクインした。年齢に応じて変化する子どもの趣味趣向がうかがえる結果となった。
子どもの誕生日の祝い方についても尋ねたところ、約8割が「プレゼントを贈る」(80.8%)と回答。次いで「自宅でご馳走を食べる」(69.8%)、「記念写真を撮る」(42.4%)と続き、外食など外に出かける割合は少ない結果となった。
調査は、全国の7歳以下の子どもを持つ男女500人を対象に、6月22〜23日にWebでアンケートを行った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング