「地域の持続性」を評価された都道府県 3位「宮崎県」、2位「福岡県」、1位は?(1/2 ページ)

» 2022年07月28日 20時13分 公開
[秋月かほITmedia]

 ブランド総合研究所(東京都港区)は都道府県ごとに住民の幸福度や居住意欲度をまとめた「第4回地域の持続性調査2022」を実施した。その結果、地域の持続性を評価する持続度が最も高かったのは3年連続で「沖縄県」であることが分かった。

photo 「第4回地域の持続性調査2022」の結果は?(画像はイメージ、提供:写真AC)

都道府県・持続度ランキング

photo 都道府県・持続度ランキング

 本調査では、地域の持続性に関する4つの指標(幸福度、生活満足度、愛着度、定住意欲度)を数値化するとともに、その平均値を都道府県の「持続度」として算出した。

 都道府県・持続度ランキング1位の「沖縄県」は幸福度、愛着度、定住意欲度では1位、生活満足度では2位と、4つの指標全てで高い評価を得ていた。2022年度の持続度は78.9点と、昨年の78.8点から0.1ポイント増加していた。

 続く2位は「福岡県」(77.4点)で、生活満足度では1位、愛着度と定住意欲度では2位を獲得している。3位には昨年9位だった「宮崎県」と、昨年12位だった「鹿児島県」(75.7点)が共に大きく順位を上げてランクインしていた。

 今年のランキングは、上位4件を九州地方が独占する結果となっている。特に鹿児島県は幸福度2位(前年15位)、愛着度3位(同5位)と大きく順位を上げた。この背景には、21年7月に奄美大島が世界自然遺産に登録されたことも影響した可能性がある。

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