同部は、熱中症対策だけでなく、業務効率向上の観点からもビジネスパーソンにバナナの摂取を推奨している。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(2014年)によると、朝食を食べない層の割合を示す「朝食欠食率」は、男女とも20歳代(20〜29歳)が29.5%と最も多く、性別でみると男性で37.0%、女性で23.5%となった。20〜30歳代の1人世帯では、朝食の欠食率が特に高いという。
冷凍宅配食サービス「nosh」を手掛けるナッシュ(大阪市)が行った「朝食に関する意識調査」では、朝食を食べない理由として「面倒だから」(54.2%)、「時間がないから」(50.0%)といった理由が多くを占めた。
同部は「若年層では朝食を食べない人が多いが、バナナなどに含まれる糖質は取った方が頭の回転が早くなる上、集中力も増し、業務効率も上がることが期待される」と指摘する。
中でもバナナを推奨する理由として「バナナは片手で食べられ、業務をしながらの『ながら食べ』ができるため、多忙なビジネスパーソンには打ってつけ。糖類が多く含まれ、すぐにエネルギーになるので、バナナ1本くらいは朝食で食べたほうがいい」と話す。
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