記録的な猛暑が続き、総務省消防庁が「熱中症警戒アラート」を出すなど熱中症リスクが高まっている。そうした中、対策の1つとしてバナナの摂取に注目が集まっている。「甘熟王」ブランドのバナナの輸入販売などを手掛けるスミフルジャパン(東京都渋谷区、旧住商フルーツ)に、ビジネスパーソンにオススメの保存方法や摂取方法などを聞いた。
そもそも、なぜ同社はバナナを熱中症対策商品として推奨しているのか。同社マーケティング部は「熱中症予防には水分補給が重要だが、水だけを摂取していると血液中のミネラルの濃度が低くなり、熱中症を引き起こす原因になる。バナナはカリウム、マグネシウムを多く含んでいるため、熱中症予防が期待できる」と解説する。
同部によると、気温が高い日に汗をかくと、体からカリウムやビタミンが失われ、それらが不足することで筋肉の働きが悪化。痙攣(けいれん)を招くほか、だるさや不整脈、熱中症の原因になるという。
「身体がだるい、力が入らないなど夏バテの症状もミネラル不足が原因になっていることもある。夏バテ予防にもバナナはオススメ」(同社マーケティング部)
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