「PayPay資産運用」開始 PayPay残高で投資が可能に

» 2022年08月02日 18時35分 公開
[斎藤健二ITmedia]

 PayPay証券とPayPayは8月2日、PayPay残高を使い、PayPayアプリ内で有価証券の売買が行える「PayPay資産運用」の提供を開始した。

PayPay資産運用の画面イメージ(プレスリリースより)

 PayPay内およびPayPay資産運用サービス内で本人確認を行うだけで利用できる。PayPay内の残高である「PayPayマネー」で有価証券が売買でき、100円から取引が可能。投資先の有価証券は米ETFに基づく下記6種類を用意した。

  • SPDR S&P500 ETF
  • DIREXION S&P500 3X
  • インベスコQQQ
  • SPDRゴールド・シェア
  • iシェアーズ 米国短期国債
  • iシェアーズ MSCI米国ESGセレクト
PayPay資産運用で投資できる6つの対象(プレスリリースより)

 これまでPayPayポイントで擬似運用体験ができる「ポイント運用」を提供しており、3月時点で600万人が利用している。こちらのサービスを拡張し、実際のお金で資産運用ができるようにしたものと位置付けられる。

 PayPayアプリ内で取引できるが、実態としてはPayPay証券がサービスを提供しており、PayPayは金融商品仲介業者としてユーザーの誘導を担う形だ。

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