地元住民からの好感度が高い企業 2位は福島県の「ヨークベニマル」、1位は？：大規模調査

[ITmedia]

　ブランド総合研究所（東京都港区）は、地域企業の好感度や、地域の持続性向上への貢献度（サステナビリティ貢献度）について、住民からの評価を明らかにする調査「第4回地域版SDGs調査2022」の結果を発表した。地域住民からの好感度が最も高い企業は、滋賀県を中心に総合スーパーなどを展開する「平和堂」（64.1％）だった。

地域住民からの好感度が最も高い企業は？

　2位は福島県のスーパーマーケット「ヨークベニマル」（63.0％）、3位は同率で鳥取県の「大山乳業」と岩手県の「小岩井乳業」（それぞれ62.0％）だった。

【ランキング】地域住民からの好感度が高い企業（出所：プレスリリース、以下同）

　5位は沖縄県内でスーパーマーケットなどを展開する「サンエー」（57.0％）、6位はパンダなどで有名な和歌山県の「アドベンチャーワールド（運営会社：アワーズ）」（55.4％）、7位は長崎県のテーマパーク「ハウステンボス」（54.6％）という結果に。

　上位には任天堂やジャパネットたかた、おやつカンパニーなど全国的な知名度を持つ企業のほか、秋田県のたけや製パン、山形県のヤマザワ、和歌山県のエバグリーンなど、地域内で展開している企業もランクインした。

地域企業のサステナビリティ貢献度ランキング

　各都道府県の住民に、環境や地域・社会の持続性を高める取り組みを行っていると評価できる企業を聞き、ランキング化した。地域住民からのサステナビリティ貢献度の評価が最も高い企業は愛知県の「トヨタ自動車」（44.0％）だった。2位は長崎県の「ハウステンボス」（41.3％）、3位は福島県の「ヨークベニマル」（40.8％）と続いた。

【ランキング】サステナビリティ貢献度が評価されている地域企業

　調査は47都道府県全体で842社を対象に、各都道府県の住民約500人にインターネット上で実施した。調査期間は5月20〜26日で、有効回答数は2万3166人。