「SNSで話題のあの商品はどうやって開発したの?」「なぜこの会社はこんな取り組みを進めているの?」ちょっと気になっていた企業の“なぜ”をコンパクトに紹介します。
サービスや製品に込めた思いや苦労話など、担当者にしか分からない「裏側」を徹底取材。仕事が忙しくて、じっくりと情報を得ることができない人でも読めるよう、できるだけ簡潔にまとめています。テレワーク中の息抜きや移動時間、就寝前に「3分インタビュー」でサクッと情報収集!
2022年は、歴史的な猛暑になると予想される。例年より早い6月後半から30度を超える真夏日を観測し、熱中症警戒アラートも毎日のように発令されている。
厳しい暑さが続くなか、通勤時の暑さ対策グッズが好調だ。ネッククーラー、手持ち扇風機などの商品が並ぶ中、「リュック」の暑さ対策グッズを発見した。家庭用品、生活雑貨の開発を手掛けるコジット(大阪市)が販売している「COOLOOP アイスメッシュフレーム」(6578円)だ。
「COOLOOP アイスメッシュフレーム」は、リュック着用時の蒸れを防ぎ、背中を冷やすことができる暑さ対策グッズだ。
COOLOOP アイスメッシュフレームは、立体構造のメッシュフレームと冷却シートがセットになっている。メッシュフレームは中にワイヤーが入っており、リュックに取り付けることで、リュックと背中の間に空間を生み出し、空気が入るようになっている。メッシュフレームには冷却シートが装着でき、背中を冷やすことも実現。冷却シートには「PCM」という特殊な保冷素材を使用し、結露が出ることを防いだ。また、メッシュフレームにはハンディファンを取り付けることもできる。
リュックの暑さ対策グッズは珍しいような気がするが、どういう経緯で開発に至ったのか。開発を担当した松下真幸さんに話を聞いた。
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