消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
リノベーション事業を手掛けるgroove agent(東京都港区)は、「住む場所を決めるうえで重視するポイント」についてアンケート調査を実施した。その結果、重視するポイント1位は「生活の利便性」だった。
その他、「交通の利便性」や「治安」が上位を占めた。一方、治安や住人の雰囲気、災害などの安全性、子育て環境や清潔さ、教育・自然・開発などの住環境は劣後される傾向にある。
続いて、住む家を決める場合に「エリア」と「物件」のどちらを優先するか聞いたところ、64%が「物件よりもエリアを優先する」と回答した。また、希望のエリア相場と予算や家賃が合わない場合は、93%がエリアを考え直すことが分かった。
エリアは変えないと答えた人に妥協するポイントを聞いたところ、「家賃・予算」「広さ」が上位を占めた。
調査は7月21日、東京都に住む30〜40代の既婚男女1000人に対し、インターネットで実施した。
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