工事不要でどこでも置ける“手洗い場”登場 特徴は?手洗い家具「水の場」

» 2022年08月10日 09時50分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 収納家具の企画開発を手掛けるアクシス(大阪市)は、給排水工事不要でどこにでも置ける手洗い家具「水の場」を発売した。価格は27万8000円。セフィットの公式オンラインストアで販売している。

 家族で共有することが当たり前だった手洗い場を“プライベートでも持てるもの”とし、家族間の課題解決や感染予防につながるアイテムとして訴求する。

手洗い 「水の場」イメージ(出所:プレスリリース)

 「水の場」は、コロナ禍以降「こまめに手を洗う」ことへの重要性が増していることから、手洗い場がなかった場所やプライベートルームのドレッサー、ミニキッチンなどさまざまな場所に設置できるようにした。カウンターサイズは、奥行30センチ、高さ80センチ、幅70センチ。キャビネットのカラーは、ダーク、グレー、ベージュ、ホワイトを用意した。

手洗い 室内設置イメージ(出所:プレスリリース)

 触れない徹底として、センサーでダストボックスが開き、ライトが点灯する仕様とした。水栓もセンサー式で、手を近づけると水が出て離れると止まるため、触れずに手を洗えるという。

 どのような場所でも水の流れを美しく見せられるよう、人工大理石カウンターとシンクを一体化させた。給排水は付属のタンクを使用するため、用意するのは電源コードのみで工事も不要とした。タンクの水は、もしもの時の備えにもなるという。

手洗い 左からダストボックス、シンク、付属のタンク(出所:プレスリリース)

 同社では、2022年末までに奥行サイズの異なる2種類の水の場を新たに発売予定としている。

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