消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
教員の“働き方改革”の一環として夏休みの宿題を無くす学校も増えているが、小学生の親は宿題についてどう考えているのだろうか。C.Dreams(大阪市)が運営する子どもの教育メディア「ちいく村」が調査したところ200人中116人が「あった方がいい」(83%)と回答。いらないと思う課題は「自由研究」(57人)だった。
夏休みの宿題が「あった方がいい」とした理由は、「主体的にやらせるのが難しい」「宿題があった方が勉強が進む」「家で勉強するきっかけがほしい」といった声があった。一方、「なくてよい」(17%)と答えた人からは、「宿題を見るのが面倒」「不要なことまでさせられる」といったコメントがあった。
夏休みの宿題で最も不要なものは何か尋ねると、1位は「自由研究」(57人)だった。次いで「絵日記」(56人)、「読書感想文・作文」(41人)と続いた。
自由研究がいらない理由は「一緒にやるのが大変」「わざわざ宿題にしてほしくない」という意見があがった。
また、宿題として自由研究が出ない場合、半数以上が「やらない」(58%)と回答した。夏休みの自由研究は親にとって負担になっていることが見てとれる。
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