消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
「ホラー」と言えば、古くは「エクソシスト」や「リング」など、夜眠れなくなるから見たくないというイメージを持つ人も多いだろう。最近では、ホラーのジャンルも多様化し、アニメやゲーム、インターネットでの実況、配信でもホラー要素のあるものが増えてきている。
MBSメディアホールディングスグループのホラーコンテンツ制作会社である株式会社闇(東京都港区)と東洋学園大学現代経営学部教授でフリーアナウンサーの八塩圭子氏が、Z世代を中心とした15〜29歳の男女1200人に「ホラーエンタテインメントに関するアンケート」を実施した。その結果、Z世代の中でも特に15〜19歳からは興味を持たれていて、ホラー動画(映画・ドラマ・アニメ)を見る人が55%以上いることが分かった。
ホラーエンターテインメントに興味があるか聞いたところ、34%が「とても興味がある」「まぁまぁ興味がある」と回答した。
年代別では、15〜19歳は40%が「興味がある」と答えた。同年代は、ホラー動画(映画・ドラマ・アニメ)を視聴しているのが55%と、世代別で最も多くなった。
ホラーに興味がある、自分を怖がりだと思う割合は男女共に、15〜19歳が最も高く、年齢が上がるにつれ下がってくる傾向にあった。
ホラーの中でも、ホラー要素のあるゲームやYouTubeの実況動画は、15〜24歳の男性が実際に体験していたり体験したいと思っている割合が最も高かった。また、15〜19歳の女性の4割がホラーに興味がある一方、自分が怖がりだと思う割合も7割を超え、共に年代別では最多となった。
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