消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
夏のアクティビティーを行う際、マスクを「必ずつける」と回答した人は45.3%――そんな結果が、リサーチなどを手掛けるプラネット(東京都港区)の調査で分かった。
その他の回答は、「人との距離が十分にとれるところでは外し、それ以外ではつける」(33.7%)、「屋外では外し、屋内ではつける」(7.5%)、「暑さで体調が悪くなりそうなときは外し、それ以外ではつける」(4.5%)だった。
厚生労働省は、人との距離が2メートル以上を目安に確保できて、会話をほとんどしない場合は、マスクを着用する必要はないと熱中症予防のパンフレットに明記している。また、近距離で会話をするような場合以外では、屋外でマスクを外すように呼び掛けている。国がそういった方針を打ち出していても、マスクを必ず着用したいと考えている人は多いようだ。
2022年の夏、外出を伴うアクティビティーはどの範囲までの行動を考えているか尋ねると、「居住する都道府県内」(52.2%)が最多で、「近隣の都道府県まで」(26.7%)、「近隣を超える都道府県まで」(19.5%)、「海外まで」(1.6%)と続いた。年代別では、「近隣を超える都道府県まで」の比率が最も高いのは60代だった。
21年に行ったアクティビティーで最も多かったのは「買い物」(31.1%)で、「墓参り」(19.0%)、「日帰り旅行」(16.4%)と続いた。22年に行う予定のアクティビティーの1位も「買い物」(22.5%)だったが、2位は「国内旅行(1泊)」(18.0%)がランクインした。
今回の調査は6月8〜13日にインターネット上で実施。4000人から回答を得た。
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