保護者が思う“部活動のメリット” 2位は「協調性・チームワークが身に付く」、1位は?8月12日は育児の日

» 2022年08月12日 07時00分 公開
[秋月かほITmedia]

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 進学塾・栄光ゼミナールを運営する栄光(東京都千代田区)は、「中学校の部活動と勉強に関する実態調査」を実施した。その結果、保護者が思う部活動に所属するメリットの1位は、「子どもの人間関係が広がる」(47.5%)だった。

photo 「中学校の部活動と勉強に関する実態調査」の結果は? (画像はイメージ、提供:写真AC)

 以下、「子どもに協調性・チームワークが身に付く」(46.1%)、「子どもが先生や先輩への礼儀を学ぶことができる」(41.0%)と続く。

photo 部活動に所属するメリット(栄光調べ)

 一方デメリットを聞くと、41.5%が「子どもの勉強時間が減る」と答えたものの、次いで「特にない」(36.9%)が多く、部活動に対して前向きな印象を持っている保護者が多いことが伺えた。

photo 部活動に所属するデメリット(栄光調べ)

 部活動を選ぶ際に保護者として気にかけたことを聞くと、「子どもが新たなことにチャレンジできる」(39.6%)が最多となった。その他、「子どもの能力・技能を生かせる」(34.1%)、「部活動が行われる日数・時間」(23.0%)が上位を占めた。

photo 保護者として気にかけたこと(栄光調べ)

 65.0%の人が、部活動がは勉強に良い影響があると感じていた。また、子どもが部活動と勉強を両立できていると感じる人は77.9%だった。

photo 部活動と勉強を両立できているか(栄光調べ)

 調査はインターネットで、中学1年生〜高校3年生の子どもを持つ栄光モニター会員(栄光ゼミナール・栄光の個別ビザビ・大学受験ナビオに通塾する保護者)を対象に実施した。調査期間は7月7〜14日で、回答者数は236人。

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