消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
デジタルマーケティングなどを手掛けるGEM Partners(東京都港区)は、「配信サービス視聴者数ランキング」(7月30日〜8月5日)の結果を発表した。1位は『キングダム』(95ポイント)で、2021年1月ぶりに首位を獲得した。
『キングダム』は、4月10日にテレビアニメ版第4シリーズ配信開始直後から継続してTOP10内にランクインしている。さらに、7月15日に劇場公開された実写映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の大ヒットに押される形で、首位に躍り出た。視聴者の内訳をみると、男女比は約6対4と男性寄り、年代別では30代で特に高かった。
2位は7月29日にAmazonプライム・ビデオで見放題独占配信が始まった実写映画『ムーンフォール』(86ポイント)だった。Amazonプライム・ビデオ独占配信作品が好調で、今週はTOP20に5作品ランクインした。
3位はアニメ『ワンピース』(80ポイント)、4位には、前週まで14週連続で首位を獲得していた『SPY×FAMILY』(76ポイント)が順位を落としランクインした。
配信オリジナルランキングTOP10では、1位はAmazonプライム・ビデオの『バチェロレッテ・ジャパン』(55ポイント)、2位はNetflixの『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(31ポイント)、3位はAmazonプライム・ビデオの『ザ・マスクド・シンガー』(25ポイント)という結果に。
ランキングは、19の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ポイントを横断して集計。調査期間は7月30日〜8月5日で、日本在住の15〜69歳の男女を対象に実施した。
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