上半期に支持されたテレビCMクリエイティブ 3位「任天堂」、2位「アイフル」、1位は？：TVISION INSIGHTS調べ（1/2 ページ）

[ほしのあずさ，ITmedia]

　視聴者をひきつけたCMクリエイティブは？　テレビの「視られている量」を測るTVISION INSIGHTS（東京都千代田区）が、「2022年上半期CMクリエイティブランキングTOP30」を公開した。その結果、1位はウーバーイーツジャパンの「Uber Eats 読書篇」だった。

2022年上半期の「CMクリエイティブランキングTOP30」を公開した（画像はイメージ）

　「CMクリエイティブランキングTOP30」は、1月3日〜7月3日に関東で初回放送があり、500GRP（延べ視聴率）以上出稿された15秒CMと30秒CMを対象に、男女13〜49歳のコア視聴層がよく見たCMクリエイティブをまとめたランキング。対象のCM本数は1156本。データは1秒ごとに計測し、CMのどのシーンが視聴者に見られたか分かるようにした。

　ランキングに使用している「クリエイティブスコア（Cスコア）」は同社独自の指標で、クリエイティブの良し悪しを評価するために採用した。例えばCスコアが150の「クリエイティブA」と、100の「クリエイティブB」があるとき、放送番組の影響を除くとクリエイティブAは、クリエイティブBの1.5倍注視されたと評価できる。

分析指標「クリエイティブスコア」について（出所：プレスリリース）

　1位の「Uber Eats 読書篇」は、安達祐実さんと芦田愛菜さんが7年ぶりに共演したことで注目を集めた。芦田さんがいつでも好きな読書ができるように、DIYで作った大きすぎる本棚リュックを安達さんに自慢するという展開のCM。

1位は「Uber Eats 読書篇」（出所：公式Webサイトより）

　1秒ごとのクリエイティブスコアの推移から、一番見られたのは安達さんが芦田さんの本棚リュックを怪訝そうに眺めて「な〜に、それ」という8秒目であることが分かった。

「Uber Eats 読書篇」毎秒の見られ方（TVISION INSIGHTS調べ）