副業の収入は年「192万円」、本業と合算すると?最高値は1655万円

» 2022年08月15日 12時05分 公開
[ITmedia]

 現在、副業・兼業している人(21.6%)は、どのくらい稼いでいるのだろうか。副業・兼業のみで得ている年収を聞いたところ、平均は「192.6万円」、中央値は「100万円」であることが、転職サイトなどを運営するライボ(東京都渋谷区)の調査で分かった。

 回答者の中で最高値は「1655万円」、最低値は「1万円」。また、本業と合算した年収の平均は「751.4万円」、中央値は「650万円」だった。

本業と副業の収入

 本業以外で仕事をしている社数を聞くと、「1社」(63.6%)が最も多く、次いで「2社」(25.9%)、「3社」(4.2%)と続き、最も少ないのは「5社以上」(2.8%)。副業・兼業に割く労働時間は、全体平均で週7.4時間だった。

副業の社数と労働時間

 全員に、今後副業・兼業をしたいか否かを尋ねたところ、「したいと思う(どちらかといえばを含む)」と答えたのは89.8%。「したくない(どちらかといえばを含む)」は10.2%にとどまった。

今後、副業をしたい・したくない理由

 “したい派”に、その理由を聞いたところ「収入を上げるため」(84.7%)がトップ。次いで「自身のスキルを向上させるため」(37.8%)、「時間を有効活用するため」(29.7%)だった。”したくない派”にも、理由を尋ねたところ「プライベートに時間を割きたいから」(35.3%)が最も多く、次いで「本業に集中したい」(32.4%)、「同時進行する自信がない」(26.5%)という結果に。

 インターネットを使った調査で、20〜50代のビジネスパーソン663人が回答した。調査期間は7月6〜11日。

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