年齢を重ね、家族から2人の体調を心配する声もあり、閉店を決意した。営業最終日の6日、午前10時の開店を前に8時ごろから並ぶ人もいたという。昼ごろには店先の列は最長で100メートル以上伸びた。
名護市の宮城七望さん(21)は「生まれた時から当たり前のようにあって、両親がここのカツカレーを買ってきてくれたことを思い出す。今日は両親の分も注文して家族で食べたい」。
今帰仁村の山本剛士さん(42)は「ここのカツカレーが大好きで、高校時代から通っていた。青春の味。値上げしてでも続けてほしかった。本当にお疲れさまでした」と閉店を惜しんだ。3人をねぎらい、花やお菓子を手渡す客の姿もあった。
勝英さんは「これまでやってきて、本当に良かった」とすがすがしい表情。美代子さんは「本当にいいお客さんたちに助けられてきた。ありがとうございました」と目に涙を浮かべ、感謝を伝えた。
Copyright © The Okinawa Times All rights reserved.
Special
PR注目記事ランキング