上場企業の女性役員比率は9% 最も比率が高い企業は?東京商工リサーチが調査(2/2 ページ)

» 2022年08月25日 08時00分 公開
[ITmedia]
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女性役員比率が多い企業

 個別企業でみると、女性役員比率が最も高いのは「ユニデンホールディングス」(東証プライム)で60.0%だった。前年度の10.0%から大幅増となり、役員5人のうち、女性役員は3人(社外取締役)を占める。2位は女性役員比率50.0%で、老人介護ホーム運営の「光ハイツ・ヴェラス」(女性役員4人)、「ローソン」(同5人)、書店経営の「三洋堂ホールディングス」(同5人)など6社がランクインした。

女性管理職 女性役員比率ランキング

 女性役員数では、「資生堂」(女性役員比率46.1%)、「ノエビアホールディングス」(同42.8%)、「ゆうちょ銀行」(同17.6%)、「イオンモール」(同35.2%)が6人で最多だった。

女性管理職 女性役員数ランキング

 調査は、東京証券取引所など全ての証券取引所に株式上場している企業のうち、7月31日までに有価証券報告書を提出した2021年度(21年4月期〜22年3月期)決算を対象に実施。有価証券報告書の役員状況に記載された男性・女性の人数を集計、分析した。

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