学情(東京都千代田区)は20代の転職希望者を対象に「就職活動と転職活動の違い」を調査した。転職を検討する際、新卒での就職活動時と比較して「重視することや企業を選ぶ視点に変化があった」と回答した人は75.2%だった。
学情は「社会人として実際に仕事をし、働く上での自身の強みや弱みを知ることで、企業選びの視点が変化している」と推察している。
企業選びでどのような点を重視するようになったのだろうか。
就業経験3年以上の「ヤングキャリア」と就業経験3年未満の「第二新卒」それぞれに複数回答で聞いたところ、両者共通で1位は「仕事内容」(ヤングキャリア:49.7%、第二新卒:52.7%)だった。2位も共通で「自分自身の今後のキャリアビジョン」(同37.0%、40.7%)となった。
3位は、ヤングキャリアは「福利厚生・手当」(34.7%)、第二新卒は「休日のとりやすさ・残業時間」(34.6%)という結果になった。
学情は「第二新卒はヤングキャリアに比べ『自分らしく働くこと』を重視している」と分析している。
調査は6月13〜26日、転職を希望する20代の社会人を対象に、インターネットで行った。有効回答数は501件だった。
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