メットライフ生命保険は、「老後を変える全国47都道府県大調査2022」の結果を発表した。老後に対して不安を感じる原因の1位は「お金」だった。
「自らの老後について不安を感じるか」と質問したところ、84.4%が「不安がある・やや不安がある」と回答した。特に30〜50代の女性で不安に感じている人が多かった。
老後に対する不安要因を聞くと、「お金」が58.6%で最多だった。次いで「健康」(54.5%)、「認知症」(50.9%)という結果に。10代だけは、「孤独の寂しさ」を不安に感じているという回答が39.0%に上り、他の世代よりも高い傾向がうかがえた。
老後の備えについて聞いた。金融資産を「計画的にためている」「計画的ではないが少しずつためている」と回答した人は全体の62.5%だった。
「老後の備えとして十分だと思う金融資産額」を聞くと、前年の調査より約300万円増加し平均「3150万円」だった。年代別で見ると20代は平均2000万円台だが、30代以降は平均3000万円と、年代間で老後に必要だと思う資産額のイメージに大きな差が見られた。
調査は6月17〜20日、全国47都道府県に在住の20〜70代の男女を対象にインターネット上で実施した。有効回答数は1万4900人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング