東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド・シー)を運営するオリエンタルランドは9月8日までに、園内での営利活動を禁止する規則を新たに追加した。動画投稿者とのコラボ企画やマスコミ対応など、同社がプロモーションや広報活動と判断した場合のみ撮影を許可する。
同社が追加したのは「営利活動(当社が許可した場合を除きます。)」という文言。同社広報は「撮影に限ったものではないため、広い解釈で営利活動という言葉を使った」と話し「他のゲストに迷惑になっていると現場が判断した場合、活動をやめていただくよう対応する。最悪の場合は退園や、今後の入場をお断りする可能性もある」としている。
現在、YouTube上には園内のグルメやグッズ、パレードなどを紹介した動画や、各種アトラクションで遊ぶ様子を収めた動画が数多く投稿されており、中でもディズニーを主軸に活動しているYouTuberは「D系」というジャンルに分類されている。
YouTuberは動画再生数に応じた広告収益や投げ銭サービス「スーパーチャット」を得ていることが多く、文面通りの解釈では“D系YouTuber”の活動が制限されることになる。彼らの投稿動画に対して、削除依頼などの予定について聞くと「他のゲストに迷惑になっているケースなど総合的に判断し、個別に対応する」(同社)と回答するにとどめ、明言を避けた。一方で、友人や家族との撮影など営利目的ではない個人活動は認めるという。
東京ディズニーリゾート内での撮影を巡っては、施設管理上の問題から開業以来、商業目的の撮影を禁止している他、一脚・三脚・自撮り棒などの撮影補助機材の使用を禁止している。ただ、ハンディサイズのグリップアタッチメント(手持ちサイズのミニ三脚など)の使用は認めており「他のゲストの迷惑にならない範囲で楽しんでほしい」(同社広報)としている。
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