7社が集結して「最高の睡眠ルーム」を提供 どんな部屋なのか?ZZZ(1/3 ページ)

» 2022年09月15日 08時00分 公開
[小林香織ITmedia]

 9月3日の「秋の睡眠の日」。上質な睡眠を追求するために7社が集まって、「最高の睡眠ルーム」をHAMACHO HOTEL(ハマチョウホテル)で提供を始めた。同ルームは、9月30日までの期間限定で発売する予定だ。

期間限定で発売中の「最高の睡眠ルーム」で寝心地を確かめてみた(筆者撮影)

 OECD(経済協力開発機構)が2021年に発表した統計によると、日本人の平均睡眠時間は442分(7.3時間)で、加盟国30カ国中最下位だった(参照リンク)。さらに、江崎グリコが22年8月に実施した睡眠の悩みなどに関するアンケート(※)によれば、回答者の87.2%が睡眠に関する悩みを抱えていた。

(※)インターネットを使った調査で、20〜60代の働く男女500人が回答。調査期間は8月8〜9日。

 このような背景から、企業間の垣根を越えて協力し、就寝前にさまざまな対策を施すことで、より良い眠りを提供できるのではないかと考え、「最高の睡眠ルーム」の提供にいたったという。

「最高の睡眠ルーム」は東京大学大学院新領域創成科学研究科共同研究員の酒谷薫氏の監修のもと、7社のサポート商品やサービスを室内に設置した(筆者撮影)

 「最高の睡眠ルーム」は、HAMACHO HOTELの各フロアに1室しかない2面に窓が広がる開放的な空間。朝日がたっぷりと入ることで、気持ちよく目覚められるようにしている。

2面に窓が広がり気持ちがいい。案内された14階フロアの部屋(筆者撮影)

 この部屋では、江崎グリコ、GRASSE TOKYO<グラーストウキョウ>、クロア、生活の木、西川睡眠ラボ、HAMACHO HOTEL、ヤマハの商品やサービスを生かした「最高の睡眠を取るためのおすすめの過ごし方」を提案している。おすすめに沿って、眠り心地を体験してみた。

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