いざ就寝。明かりは室内がうっすらと見えるくらいの0.3ルクスが推奨されているため、もっとも小さな照明だけにした。眠りに入る前には5分〜10分、ゆっくり腹式呼吸を行いながら瞑想するといいそうだが、瞑想しようと思いつつ、考え事をしていたら眠りに落ちていた気がする。
寝具の寝心地のよさは十分に感じられた。無数の凸で腰をやさしく支えるマットレスと首筋にフィットする枕は、いずれも身体への負荷を感じづらく、ラクな体勢で眠ることができた。ふわふわとした軽い掛け布団も気持ちいい。ベッドに横たわると10分ほどで眠たくなり、ストレスなく入眠できた。
翌朝は、心地よい音楽で起きられるサウンドシステムのアラームをセットしていたが、朝日のまぶしさを感じて目覚ましより早い7時30分に起床。朝が得意ではない筆者でもスッキリと目覚めることができた。本来は目覚めてからカーテンを開け、2面窓からたっぷり太陽を浴びるのがいいそうだ。
最高の睡眠ルームと自室での睡眠を比較すると、いつもより寝付きがよく、眠りが深かったように感じる。通常、ベッドに入ってすぐに眠くなることはないのだが、この日は十分にリラックスできていたせいかベッドに入ってすぐに眠くなった。睡眠時間は普段と変わらないのに、いつもより「よく寝たな」という満足感が高かったように思う。
寝具をはじめとした各睡眠サポートアイテムの詳細が気になったので、部屋にカタログが置いてあれば、もっとよかったかもしれない。よりよい睡眠を追求するならば、マットレスの固さ、枕の高さなどを好みによって選べるといい気がした。
冒頭で紹介したように、普段の睡眠に満足している人は少ない。ビジネスパーソンの場合、睡眠の質は仕事のパフォーマンスを左右する要素になりえる。眠りが浅い、寝付きが悪いといった課題には、眠る前の過ごし方や寝具を工夫する必要がありそうだ。
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