近鉄浜島カンツリークラブをアウトドア体験型施設に転用 近鉄不動産ら2024年オープン

» 2022年09月30日 09時05分 公開
[サトウナナミITmedia]

 近鉄不動産および、近鉄ゴルフアンドリゾートは、運営している「近鉄浜島カンツリークラブ」(三重県志摩市)を、アウトドア体験型複合施設へ転用すると発表した。自然をそのまま生かし、体を動かして遊ぶことをテーマとした新施設として2024年にオープンする。

アウトドア施設 自然を活かしたアウトドア体験型複合施設(以下、プレスリリースより)

 新施設は、英虞湾の眺望とゴルフ場の環境をそのまま生かし、非日常空間で宿泊ができる「グランピング施設」と、体を動かすことができる「体験型アトラクション」を中心とした、日本有数の「アウトドア体験型複合施設」として展開する。

 グランピング施設は、「満天の星空の下、芝の上ですごす極上グランピング」をコンセプトに「ラグジュアリー棟」を用意する。また、専用の庭が各棟に付いた「ドッグラン付き棟」および「レギュラー棟」を整備し多様なニーズに応える。

アウトドア施設 ロールグライダー(イメージ)

 体験型アトラクションは、木々や芝生の上を一気に滑空する「ジップライン」や、2棟連結で120以上のコンテンツを楽しめる高さ20メートルのスリリングな「タワー型アスレチック」のほか、自然の中を鳥のような浮遊感を持って滑走する「ロールグライダー」などのアトラクションの設置を検討している。

 なお、新施設のオープンに伴い、「近鉄浜島カンツリークラブ」は、23年3月末日を持って、ゴルフ場としての営業を終了する。

 近鉄不動産と近鉄ゴルフアンドリゾートは「新施設を開業し、グループ各社との連携も強化することで、伊勢志摩地域にアクティブな要素を取り込み、新しい賑わいの創出を通じて、エリアの活性化に寄与する」とコメントしている。

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