ミニストップなどコンビニ各社が「台湾フェア」 データからもブーム明確求められる“本場感”(1/2 ページ)

» 2022年10月06日 07時30分 公開
[ITmedia]

 コンビニチェーンのミニストップは10月4日から、台湾グルメをテーマにした「台湾フェア」を開始した。販売中のファストフード「台湾蜜いもソフト」や「台湾からあげ」に加え、「ルーロー飯」や豆乳スープ「シェントウジャン」など本格的な台湾グルメをそろえる。近年の“台湾ブーム”で、これまで知られていなかったメニューの認知度が上がり、台湾グルメを扱うコンビニ各社や飲食店が増えてきている。

ミニストップが「台湾フェア」を開始。五香粉の香りをきかせたルーロー飯(プレスリリースより)

 ミニストップが4日から全国の1906店舗(8月末現在)で「台湾フェア」を始めた。定番メニュー「ルーロー飯」(本体価格498円)は、細かく切ったチャーシューをご飯の上に載せ、混合スパイス「ウーシャンフェン(五香粉)」を使用して、本格的な仕上がりにした。

「台湾風豆乳スープ〜台湾の朝ごはん〜シェントウジャン」(プレスリリースより)

 定番の朝食メニューとして知られる「台湾風豆乳スープ〜台湾の朝ごはん〜シェントウジャン」(同398円)は、まろやかで甘みのある豆乳に、ほんのり米酢の酸味をきかせ、揚げパンに見立てた揚げ麩、豆腐、小えびをトッピングし、本場のスープに近づけたという。

「台湾カステラ チョコクリーム」(プレスリリースより)

 このほか、フライドチキンをウーシャンフェンが香るソースで味付けした「台湾ジーパイバーガー」(同320円)、ふんわりと蒸し焼きにした生地が特徴の「台湾カステラ チョコクリーム」(同138円)、魯肉飯をイメージした惣菜パン「魯肉パン(ルーローパン)」(同158円)――など、多彩なグルメを用意した。

「台湾ジーパイバーガー」(左)と「魯肉パン」(プレスリリースより)
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