「うなぎパイ」の春華堂、ばんそうこう発売 商品名は「うなぎバン」、開発のきっかけは?「スポーツの日」に発売

» 2022年10月09日 07時00分 公開
[ITmedia]

 静岡県の名産品「うなぎパイ」の製造元として知られる老舗菓子店の春華堂(静岡県浜松市)が、オリジナルばんそうこうを開発した。商品名は「うなぎバン」。スポーツシーンでの利用を想定し、「スポーツの日」の10月10日に直営の7店舗や公式ECサイトで発売する。10枚入りで、価格は330円。

photo 春華堂の工場(出典:同社公式Twitterアカウント)

「うなぎパイに似ている」 若手社員の発案で開発

 同社広報によると、若手社員が「ばんそうこうがうなぎパイに似ている」として、社内で提案したのがきっかけだという。「うなぎパイを通じて、お客さまに笑顔になってほしい」という願いも込めて、開発に踏み切った。

photo うなぎパイ(出典:同社公式Webサイト)

 ばんそうこう表面はうなぎパイの商品パッケージをイメージしたデザインとし、2021年夏ごろに完成した。当初はイベントやキャンペーン時の非売品として配布していたが、入手したユーザーがSNSに投稿したことで話題に。「販売してほしい」「どこで買えるの?」などの反響があったことから、一般販売に至った。

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 同社はうなぎバンについて「うなぎパイ史上、最もコンパクトなパッケージは持ち運びにも便利。普段使いのほかお土産やギフトにもおすすめ。もちろん“うなぎバン”が割れたり、日持ちの心配をする必要はない」と笑いも交えてPRしている。同社によると「見た目は本物そっくりに作ったが、香りはしない」という。

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