都道府県の魅力度ランキング 3位「沖縄県」、2位「京都府」、1位は？（1/2 ページ）

[秋月かほ，ITmedia]

　ブランド総合研究所（東京都港区）は、「地域ブランド調査2022」を実施した。その結果、「都道府県の魅力度ランキング」の1位は14年連続で「北海道」という結果に。

札幌時計台は木造の建物で、地元の観光名所として有名。1878年の札幌の開発期に建設された（写真提供：ゲッティイメージズ）

　地域ブランド調査は、国内1000の市区町村と47都道府県の地域名称について、認知度や魅力度、イメージなど全89項目を質問し、各地域名称のイメージ形成や行動意向、評価などについて明らかにする消費者調査だ。調査は2006年から毎年実施し、今年で17回目となる（都道府県の調査は09年から14回目）。

都道府県の魅力度ランキング

　「都道府県の魅力度ランキング」を見ると、1位は14年連続で「北海道」（73.3点）だった。北海道の魅力度は、前年には12.6点上昇していたものの、今年は0.1点低下していた。2位に「京都府」（57.3点）、3位に「沖縄県」（53.6点）が続いている。

都道府県・市区町村の魅力度ランキング（以下リリースより）

　次いで「北海道の魅力度の結果」を見ると、「とても魅力的」（56.0％）、「やや魅力的」（34.5％）と回答した人が多く、9割以上の人が北海道を「魅力的」だと評価していた。北海道は観光意欲度、食品想起率、食品以外想起率で1位を獲得しているほか、居住意欲度も2位と、さまざまな面で高い評価を得ている。

北海道の魅力度の結果

　「市区町村の魅力度ランキング」では、「札幌市」（63.9点）が2年連続8度目の1位を獲得した。同市の評価は「とても魅力的」（43.4％）、「やや魅力的」（41.0％）と8割以上が肯定的であり、「魅力的でない」（2.3％）といった否定的な回答は少なかった。