都道府県の「住みここち」、1位は東京都 2位は？（1/3 ページ）

[ITmedia]

　大東建託は、全国47都道府県に住む成人男女を対象に居住満足度調査を実施した。その結果、「住みここち（都道府県）ランキング」の1位は「東京都」、2位は「兵庫県」、3位は「神奈川県」だった。

都道府県の住みここち、住みたい街をランキング化（写真提供：ゲッティイメージズ）

街の住みここち ＆ 住みたい街ランキング2022＜都道府県版＞（以下プレスリリースより）

　3年連続で1位を獲得した東京都は、行政機関や金融機関、研究機関における日本の核となっており、公共交通が発達している国際的大都市だ。物価や地価は高いものの、生活利便性に優れている。

　また、因子別ランキングの「親しみやすさ」の評価が一段と高いのが特徴で、地域外の人を受け入れやすい街だ。

「住みここち（都道府県）ランキング」TOP24

　2位の「兵庫県」は、芦屋や夙川など閑静な高級住宅街が広がる一方で、山に囲まれた国際的な港町を有する神戸市では、中華街や三ノ宮駅周辺が賑わいを見せている。また、明石市は子育てしやすい街として人気だ。

　3位にランクインした「神奈川県」は、横浜港に面して超高層ビルや商業施設が立ち並ぶ「みなとみらい」や、山下公園、港の見える丘公園、中華街などの観光スポットがある。また、寺院や歴史の深い鎌倉や自然を楽しめる葉山、江の島があり観光客で賑わうエリアだ。

　4位となった福岡県は、程よく都会であり、山や海などの自然を感じられる。ビジネス拠点でもある福岡市は、商業施設が充実している。食べ物がおいしく、住みやすい街だ。　

　5位に入ったのは、沖縄県。本島以外にも、石垣島や宮古島など観光スポットが点在している。他の都道府県にはない街の雰囲気や自然の豊かさを感じられる。一方では、住宅開発が進められ大型ショッピングセンターなども充実してきている。

各因子の順位は偏差値50以上で因子得点がプラスの都道府県のみを表示