ソニー・ホンダモビリティは、23年1月4日にラスベガスで何らかの成果物を展示するとの予告で、展示物のシルエットも披露した(なお、この日はCESでソニーがプレスカンファレンスを行う日でもある)。
やや高く大きめのカーブが付けられたボンネットからフロントガラスにかけてのシルエットは、VISION-SコンセプトモデルのSUVタイプを想起させる。
しかし、より想像力をかき立てるのはコンセプトモデルや実際に発売される将来のクルマのその先だ。
ソニー・モビリティはソニー100%出資の子会社で、モビリティ関連のサービスプラットフォーム事業を展開する。これはエレクトロニクス企業であるソニーの視点からみたEVプラットフォームだ。
その上で、さまざまなサービスを、自動車OEMが顧客向けに展開するのがソニーの狙いだ。ソニー・モビリティが販売する車は、その最初の顧客となり、新EVのオーナーはソニーが提供するEVプラットフォームのユーザーとなるが、ソニー・モビリティは他の自動車メーカーにもオープンにこのプラットフォームへの接続を解放する。
ソニーがEV時代のプラットフォーマーとして狙う意図が、少しずつではあるが、明らかになってきた。
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