消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、退職経験がある男女320人を対象に「職場への退職の伝え方に関する意識調査」を実施した。退職の意思を伝える際に悩んだことを尋ねたところ、「退職理由の伝え方」との回答が最も多かった。
1位の「退職理由の伝え方」と回答した人は90人に上った。
回答者からは「『他にやりたい仕事がある』という退職理由だった。『今の仕事に満足していない』と受け取られないよう、どのように話すか悩んだ」(23歳女性)、「給料や人間関係に不満があって辞める際、本当の理由を言っていいものなのか悩んだ」(37歳男性)――といった意見が寄せられた。
2位は「伝えるタイミング」(80人)で、「繁忙期以外の時期や上司の機嫌がよくて予定がない日を見定めること」(26歳女性)、「『遅すぎても早すぎてもダメだろう』と時期をものすごく考えた」(38歳女性)――といった声があった。
3位は「慰留されたときの返し方」(40人)。回答者からは「引き留められることが分かっていたので、押し切って退職できるか」(25歳女性)、「以前『辞めたい』と伝えたときに引き留められたので、退職したいときに辞めさせてもらえるかが心配だった」(30歳女性)――といったコメントが寄せられた。
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