ファミマ、WAGYUMAFIA監修のポテトチップスULTRA GARLIC、ULTRA HIGHBALLを発売

[ITmedia]

　ファミリーマートは10月25日、会員制の和牛専門店「WAGYUMAFIA」（東京都港区）監修のもと開発した「ポテトチップスULTRA GARLIC」（189円）と「ULTRA HIGHBALL」（250円）を全国の店舗で発売した。ポテトチップスと相性抜群のハイボールを同時に販売することによって、売り上げの増加を狙う。

「WAGYUMAFIA」監修の「ポテトチップスULTRA GARLIC」と「ULTRA HIGHBALL」

　WAGYUMAFIAは、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏と、和牛の世界的サプライヤーでシェフでもある浜田寿人氏が共同で手掛け、世界で16店舗のレストランを展開している。2025年までに、30店舗に拡大することを目指しているという。

堀江貴文氏（左）と浜田寿人氏

　ポテトチップス ULTRA GARLICは、お店で食べる焼肉のような味わいをポテトチップスで堪能できるのが特徴だ。コラボレーション第1弾として、去年10月に販売した際には、ファミリーマートでの発売週のポテトチップス売り上げランキングで1位を記録したほど好評だったという。

「ポテトチップスULTRA GARLIC」

「ULTRA HIGHBALL」

　コラボ第2弾の今回は、ガーリックの風味とポテトチップスの内容量を増やした。同時にWAGYUMAFIA店舗や通販サイトで販売している1本1000円の高級ハイボールをオマージュした、後味すっきりのお酒ULTRA HIGHBALLを数量限定で発売する。

　10月24日の記者会見では、コラボの狙いについて堀江氏は以下のように話した。

　「PRやブランディングが狙いです。WAGYUMAFIAはレストラン、アパレル、フードプロダクトなどの分野で、ラグジュアリーブランド的な展開をグローバルでしています。一方で今回の商品は広く大衆に向けてのものです。これがファミリーマートさんの店舗に並ぶことによって当社のブランドの訴求を期待できます。WAGYUMAFIAはほとんどの店舗が会員制なので、知ってはいても足を運んだことがない人が多いと思います」

　一方のファミリーマートはどうか。同社でエグゼクティブ・ディレクターCMO兼マーケティング本部長を務める足立光氏は以下のように話す。

　「当社の狙いは話題化と売り上げ増です。当社は訴求するメッセージ5つのキーワードの1つとして、『あなた』のうれしい、を掲げています。去年、発売週のポテトチップス売り上げランキングで1位を記録したことから考えても間違いなくファンの方が喜んでくれることが分かります。そんな商品を提供し、来店していただく理由を作ることが1点です。

　もう1つの売り上げについては昨年の売り上げが物語っています。今年ももちろん記録更新を狙っていきます」