食品や日用品、外食からファッション商品にいたるまで、10月は空前の値上げラッシュです。家計負担が年間7万円以上増えるといわれており、消費者は今まで以上に慎重になっているように見えます。
しかし、エネルギー価格や原料価格の高騰による値上げはやむを得ない状況でもあります。そこで重要になるのが企業の価格戦略です。値上げには正しい値上げと、顧客離反を招く間違った値上げがあります。小売り・サービス業のコンサルティングを30年以上にわたり続けているムガマエ株式会社代表の岩崎剛幸が、身近な外食企業の価格改定を参考に、企業にとっての正しい値上げとは何かを分析していきます。
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