ローソンストア100(川崎市)は、おかずが1品だけの「だけ弁当」シリーズ第6弾として「玉子焼弁当」(216円)を11月16日に発売する。「だけ弁当」シリーズは好調で、累計277万食を突破した。新商品投入で売り上げ増を狙う。
「だけ弁当」は、「弁当の定番だが主役になれないおかず」を主役に据えるというコンセプトで、あえて1種類におかずを絞った弁当シリーズ。2021年の6月に「ウインナー弁当」を発売して以降、「ミートボール弁当」(21年11月)、「のり磯辺揚弁当」(22年3月)、「白身フライ弁当」(22年6月)、「チキンナゲット弁当」(22年8月)とバリエーションを増やしてきた。
新発売の「玉子焼弁当」では、8切れのだし巻き玉子をご飯の上に敷き詰めた。第6弾として玉子焼きを選んだ理由について、だけ弁当シリーズの発案者でもあるローソンストア100 次世代事業本部・統括マネジャーの林弘昭氏は「玉子焼きは弁当の人気のおかずで必ず上位に入り、嫌いな人もほぼいないはずなのに、脇役になることがほとんど……。そこで今回は玉子焼きをメインにした」と話す。
玉子焼きの味付けは、関東向けでは甘め、中部・関西向けではほんのり甘めにしたという。地域によって味付けを変えるのは、だけ弁当シリーズ初の試みだ。また今回の「玉子焼弁当」は、ご飯の量が120グラムなのに対し、玉子焼きが138グラムと多めになっている。だしじょうゆを付けて「味変」も楽しめるようにした。
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