現在利用しているキャッシュレス決済手段 2位「スマートフォン決済」、1位は?

» 2022年11月18日 18時30分 公開

 「NTTコム リサーチ」を運営するNTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション(東京都品川区)は、登録モニターである全国18歳以上の男女を対象に、「クレジットカード」について調査を実施した。現在利用するキャッシュレス決済手段を聞いたところ、最も多かったのは「クレジットカード」(78.2%)だった。

photo 「クレジットカード」について調査を実施した(画像はイメージ)
photo 利用しているキャッシュレス決済手段(年齢別)(出所:プレスリリース、以下同)

 次いで、「スマートフォン決済」(48.2%)、「カード式の電子マネー」(42.1%)と続く。年齢層が高いほど「クレジットカード」「カード式の電子マネー」の利用率が高かった。また18〜29歳のキャッシュレス決済手段の非保有率は37.3%で、全体平均の13.2%を大きく上回る結果となった。

利用シーンごとに見ると?

 スーパー、コンビニ、デパート、飲食店、交通機関など、日常的なシーンごとにどのような決済手段を利用しているのか尋ねた。「現金」が「キャッシュレス決済」を上回ったのは「タクシー代の支払い」のみで、その他のシーンでは「キャッシュレス決済」が「現金」決済を上回った。

photo 利用シーンごとの決済手段

 クレジットカードを決済手段として使用する割合が高いシーン1位は「デパート」(69.2%)、2位は「公共料金の支払」(64.6%)、3位は「飲食店」(61.6%)だった。「スーパー」でクレジットカードを利用している割合も55.1%と半数を超えていた。

クレジットカードを使い分ける理由は?

 保有するクレジットカードの枚数を聞いたところ、平均は3.2枚、持ち歩くクレジットカードの平均は2.1枚だった。複数のクレジットカードを使い分ける理由を尋ねたところ、「ポイント機能がついているので店舗ごとに使い分ける」(72.1%)が最多となった。

photo 複数のクレジットカードを使い分けする理由

 以下、「割引や特典があるので店舗ごとに使い分ける」(59.8%)、「VISA、MASTER、JCBなど、国際ブランドで使い分ける」(24.3%)と続く。

カードを使用する理由は?

 カードを使用する理由を聞いたところ、71.7%が「ポイントを貯めているから」と答えた。「手数料が安いから(または無料)」(20.0%)、「良く利用する企業・お店の提携カードだから」(19.3%)といった声も聞かれた。

photo 最も良く使うカードを使用する理由

 今回の調査は、登録モニターである全国18歳以上の男女を対象に、インターネットで実施した。期間は7月25〜26日、有効回答数は1121人。

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