「泣ける漫画ランキング」発表 3位『SLAM DUNK』、2位『鬼滅の刃』、1位は?

» 2022年11月23日 10時00分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 ドラマ情報Webマガジン「TVマガ」を運営するWonderSpace(東京都港区)は「泣ける漫画ランキング」を発表した。その結果、『ONE PIECE』が1位を獲得したことが分かった。

漫画 WonderSpaceが泣ける漫画ランキングを発表した(画像はイメージ)

 ONE PIECEは、全世界累計発行部数4億9000万部を突破した尾田栄一郎さんのマンガだ。海賊王を夢見る少年のモンキー・D・ルフィを主人公に、伝説の海賊王G・ロジャーの遺産「ひとつなぎの大秘宝」を巡る物語。

 選んだ人からは「メーンの人じゃなくてもちゃんとしたストーリーがあって泣ける場面が多すぎる」「何があっても諦めず信じたことを貫く強さ、個々のひたむきで健気な想いに何度も涙しました」という声があった。

 2位は『鬼滅の刃』。2016〜20年に週刊少年ジャンプで連載された発行部数1億5000万部超えの吾峠呼世晴さんの冒険ダークファンタジー。大正時代の日本を舞台に、家族を鬼に殺された主人公・竈門炭治郎が鬼になった妹・禰豆子を人間に戻すべく鬼狩りとなり、仲間とともに人間を鬼に変え世に放っている鬼舞辻無惨を倒しにいくというストーリーだ。

 回答した人からは、「細かく描かれた登場人物たちの心情に毎回心打たれました」「死んでしまった人たちの想いを継ぎながら物語は進んでいくのですが、やるせなかったり、くやしかったり、悲しかったりと涙が止まりません」という声が挙がった。

 3位は井上雄彦さんのバスケットボール青春漫画『SLAM DUNK』。シリーズ累計発行部数1億2000万部超えの大ヒット作で、天才を自称する桜木花道がバスケットボール部に入部し、仲間たちと全国制覇を目指すというストーリー。

 選んだ理由では「大人になってから改めて読むと、ひたむきにバスケットをする登場人物たちの真っ直ぐさに心を打たれる。涙なしでは読めない漫画」「スポーツをやっていて挫折を感じたことのある人であれば同じく泣いてしまうと思います」という意見があった。

漫画 3位は大ヒット作『SLAM DUNK』(画像はイメージ)

 4位は雷句誠さんのバトルアクションマンガ『金色のガッシュ!!』と、新川直司さんの音楽青春漫画『四月は君の嘘』が同率で並んだ。

 金色のガッシュ!!では、「人間と魔物キャラクターの、垣根を超えた友情に涙が止まりませんでした」「単純なバトル漫画ではなく、心に訴えるものがたくさんあります」と、キャラクター同士の友情や熱さに魅力を感じるという声が目立った。

 また四月は君の嘘では、「音楽に対する思い、生きるという意味、誰かに伝えたい気持ちなど、さまざまなことを考えさせられた」「ヒロインの主人公を支える健気さが泣けます」と、音楽や学校生活、難病のヒロインを通して登場人物の楽器に対する熱い思いや、気持ちを伝えることの大切さなどに涙する声が挙がった。

漫画 4位は『金色のガッシュ!!』と『四月は君の嘘』が並んだ(画像はイメージ)

 6位以下は『3月のライオン』『orange』『HUNTER×HUNTER』『コウノドリ』などが続いた。

 調査は3月25日〜4月11日に、10〜50代以上の男女300人を対象にインターネットで実施した。

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