NTT コム オンライン・マーケティング・ソリューションは、モバイル通信サービスのMVNO・サブブランド業界を対象に顧客ロイヤルティを測る指標「NPSベンチマーク」についての調査を実施し、結果を発表した。その結果、対象のMVNO・サブブランド5社のうちNPS第1位となったのは「IIJ mio」だった。
2位は「mineo」、3位は「OCNモバイルONE」となった。
5社のNPS平均は、前年調査から1.5ポイント向上した。調査を開始した2019年の結果と比較しても7.3ポイントの向上と、業界全体のNPS平均が年々向上している傾向が見られた。
ロイヤルティの要因を20項目別に分析すると、業界全体では「データ通信料金のお得さ」や「料金プランのわかりやすさ」などのプラン料金に関連する項目や、「つながりやすさ・エリアの広さ」「データ通信の速度」といった通信品質に関連した項目がロイヤルティ醸成につながったようだ。
NPS1位の「IIJ mio」は、「データ通信の速度」や「通話品質」に加え、公式アプリやマイページの使いやすさなども評価された。2位の「mineo」は、「データ通信のお得さ」や「料金プランのわかりやすさ」など、料金やプランに関連する項目が特に評価された。
一つの端末で複数のSIMカードを挿入できる端末や、物理的なSIMカードではなく、Webサイトなどから契約できるeSIM対応の端末といったデュアルSIM対応端末のラインアップが進んでいる。同一端末で、複数の通信回線を利用しているかを調査したところ、全体の16.4%が契約していることが分かった。
同一端末で複数の通信回線を利用している人を対象に、理由を聞いてみると、「通信費を抑えるため」と回答した割合が最も多く38.9%となった。「通話とデータ通信用で使い分けするため」(34.5%)、「通信障害で利用できない場合のため」(29.0%)と続いた。
調査の対象企業は、IIJmio、mineo、OCNモバイルONE、UQmobile、Y!mobile。対象企業のMVNO・サブブランド利用者2352人を対象にインターネットで調査を実施した。調査期間は10月17日〜21日。
調査の詳細は、同社公式Webサイトで公開している。
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