消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化──このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
大東建託が「住み続けたい街ランキング2022 <北海道版>」を発表した。住み続けたい街(自治体)ランキング1位は2年連続で「札幌市中央区」だった。2位は「札幌市厚別区」、3位は「札幌市清田区」となり、トップ3を札幌市が独占した。
1位を獲得した「札幌市中央区」は、通りに面して多くの商業施設や官公庁などの近代的なビルが立ち並び、都市機能の中核を担う一方、豊かな自然と触れ合うこともできる都市と自然の調和する街として知られる。
札幌駅と大通りを結ぶ「駅前通地下歩行空間」を整備し、区のシンボルである路面電車の新型低車両の導入やループ化を実現するなど、魅力あふれる街づくりを進めている。
居住者からは、「交通機関が市内の隅々まで網羅され便利。観光地や大きな公園が至る所にある」「春から初夏へ季節の移り変わりがとても清々しく、毎年楽しみで住み続けたいと思う」という声が聞かれた。
2位にランクインした「札幌市厚別区」は、札幌市の東部に位置し、商業地域と周辺の住宅地から形成されている。さらに新さっぽろ駅周辺地区で進行中の再開発で、大学や専門学校、医療機関が順次オープン。新たな商業施設などの整備が引き続き行われており、街の利便性や魅力が今後更に高まっていくことが期待されている。
居住者からは「生活に便利な建物がたくさんあり、遊ぶ場所や美味しいご飯屋さんもたくさんあるので楽しい。騒がしすぎず穏やかさもあるのが魅力」「徒歩圏内に都市機能を十分に備えているとともに、自然にも恵まれている」という意見が聞かれた。
3位の「札幌市清田区」は、梅の名所として知られる平岡公園など200を超える公園や緑地があり、クロスカントリースキーのコースを有する白旗山、区を縦断する厚別(あしりべつ)川など、雄大な自然と調和した美しい街並みが広がっている。
子育て世代の割合や持ち家率が高いことも特徴で、安心で住み続けたいまちづくりを目指し、官民連携によるさまざまな取組を進めている街である。
居住者からは、「日常の食料・日用品などの商店が徒歩5分以内にあるので、気楽に出掛けて必要な量だけ購入できて利便性を感じている」「教育、育児、日常生活に必要な商業施設、医療など一通り整っているので一生住み続けたい」という声が挙がった。
4位は「河東郡音更町」、5位は「札幌市西区」、6位は「札幌市手稲区」、7位は「札幌市南区」、8位は「札幌市豊平区」、9位は「札幌市北区」、10位は「亀田郡七飯町」だった。
トップ10のうち8自治体が札幌市内の街であり、さらに7自治体が「住みここち(自治体)」でもトップ10に入った。10位以内の自治体は、偏差値60台と相対的に高い評価を得た。
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