DMM.comは12月1日、新たなサブスク会員システム「DMMプレミアム」と、総合動画配信サービス「DMM TV」を開始すると発表した。DMMプレミアムを通じて、あらゆるエンタメコンテンツがシームレスにつながったマルチエンタメ・プラットフォームを目指すという。
「DMMプレミアム」は、同社が展開するアニメ、マンガ、ゲーム、グッズ購入、オンラインくじやオンラインクレーンゲームなど、エンタメコンテンツを1つのサブスクリプションで提供。
料金は月額550円で、ユーザーは初回30日間無料、3カ月間550円相当のDMMポイント還元により実質最大3カ月間無料で利用可能。たまったDMMポイントは、個別の作品購入だけでなく、DMM各サービスで利用できる他、「DMM GAMES」「DMM JCBカード」などのサービス特典や外部アライアンス企業と連携した特典など、23の会員特典を用意した。
同社は既にDMMブックスやDMMオンクラなどさまざまなエンタメコンテンツを展開しているが、今回のDMMプレミアム開始に合わせ、その主力サービスとして「DMM TV」を開始する。DMM TVは、「推しが見つかる。世界が変わる。」をコンセプトに、アニメ、バラエティ、2.5次元舞台・ミュージカル、ドラマ、映画など幅広いジャンルのコンテンツを提供する総合動画配信サービスだ。
DMMプレミアムに加入すれば、新作から独占配信作品、オリジナル作品などアニメ約4600作品、エンタメを含む12万本のコンテンツをスマートフォン・PC・TVアプリなどで提供する。特にアニメのラインアップには力を入れており、新作アニメのカバー率100%を追求した他、アニメに関連したマンガ・アニメの紹介番組や声優番組といったコンテンツを配信予定だという。
また、DMM TVでは、アプリ内のブックタブから電子書籍サービス「DMMブックス」の作品を読む、アプリから関連グッズを買うといったことが、ログイン手続きなしでサービス間を移動することが可能。これにより、アニメを見た後に原作マンガを読む、好きなキャラクターのグッズを買うといったことが、DMMのサービス内で全て完結する。
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